「カナージュ」モチーフを刻印したシルバープレーテッド スチール製サービングセット。クリスチャン・ディオールは、パリのモンテーニュ通り30番地の居室にお客様をお迎えする際、いつもエレガントなナポレオン3世様式のチェアを勧めていました。そのチェアを飾る「カナージュ」パターンは、今やメゾンを象徴するグラフィカル コードになっています。
1947年2月12日に開催された、クリスチャン・ディオール初のコレクションショー。その会場であるサロンに置かれたルイ16世様式の長椅子の後ろに、ムッシュは、籐張りを施したナポレオン3世様式のゴールドトーンのチェアを観客やジャーナリストのために並べました。ムッシュはそうと気づかないうちに、今もブランドのインスピレーションの源であり続けるシグネチャーコードでメゾンを彩っていたのです。